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ハードディスク接続ケーブルの問題点


 街のPCショップに行けば、さまざまなIDEケーブルが売っている。ハードディスクを大容量に搭載するためにはできるだけ長いケーブルが有利である。その有利なはずのケーブルを多数購入してみたのだが・・・など接続に関する問題を考えてみた。



規格を超える長さのケーブルとラウンドケーブル

IDEの最長ケーブル長は規格で457.2mm
と決まっている。にもかかわらず、店頭には60cm、80cm、90cmと規格の2倍もあるケーブルも販売されている。現在筆者のサーバ上には激しくハードディスクが搭載されているが、もともとは1台からのスタートである。最初に購入したフルタワー型ケースは前面シャドウベイに隙間を空けて2台、電源上のシャドウベイにやはり2台、5インチベイに5台ハードディスクを搭載できた。しかしIDEケーブルの届く範囲には前面シャドウベイの2台と5インチベイ下部の2台、計4台までしか搭載できなかった。内蔵IDEはマザーボード上で4台までのサポートなので当初それ以上の増設にSCSIを使っていた。しかしIDEディスクとSCSIディスクの価格がその後激しく乖離しはじめた為、以降IDEディスクを増設することになった。増設カードはAdaptec社製のRAIDカード(実はHighPoint社製であったが)であった。PCIスロットの位置からでは電源上部のシャドウベイや5インチベイ上部にケーブルが届かず、それを解消するため初めて買ったのが60cmのIDEケーブルである。もともとRAIDは嫌いなのでIDEとして使用していた。筆者は当時Adaptecに絶対の信頼を持っていたのでこの製品の微妙な不安定さに驚いたが、今にして思えばその責任のほとんどはケーブルだったのではないかと考えている。でもまあまあ普通に使っていた。しかしベランダにベランダサーバ(詳しくは ベランダサーバの作り方を参照)を設置しハードディスク10台以上を24時間365日運用するようになると話はがらっとかわる。規定外のケーブルで接続した場合、長期間では必ず問題がでる。ハードディスクにブロックエラーが検出されたり、ハードディスクが突然システムから切り離されたり、キャッシュが無効になったり、DMAモードがいつのまにかPIOモードに変わったりした(通信エラーが頻発するとOSが自動的にモード変更をしてしまう)。規定を超えた長いケーブルとラウンドケーブルを多数所持していたので、レイアウトの容易さと空気流を考えて当初はそれこそ規定外のケーブルオンリーで組み立てられたベランダサーバであったが、問題発生ごとにいろいろ変えていくうちに1年後にはすべて規定内のケーブルに変わっていた。これを筆者なりに分析した結果、3つの可能性があるとみている。1つは雑多なDMAモードが混載するラインにおいての規定外ケーブルの使用はかなり有害である可能性があること。1つは当初のベランダサーバは塩化ビニール製で電磁波を通しやすく、外来電磁ノイズが規定外のケーブルに問題を引き起こした可能性があること。つまり雷や原動機付き自転車のプラグノイズなどの強電磁波がケーブルに流入し規定外ケーブルゆえ規定以上のノイズがコンピュータに侵入していたかもしれない。さらに筆者のマンションはJRの駅から150m程の距離であり、線路からだと直線距離で30m位しか離れていない。つまり電車がPCに最も近づいたとき電車は電磁波バリバリの力行状態か、やはり電磁波ビバビバの回生ブレーキ状態で、その異常電磁波が数分おきにベランダサーバを襲っていた可能性もある。もうひとつはそんな規定を守らないようなメーカーが作る製品は、そもそも粗悪だった可能性もある。いずれにしても皆さんが24時間365日運用するハードディスクを多量に搭載するマシンを作るときは絶対に規定内ケーブルのみで構築するようお勧めする。ちなみに80cmのケーブルだとマザーボード上の標準IDEでも認識できないマザーボードは何枚も所有している。大規模システムではない場合でもなるべく使わないほうがいいが、やむを得ず使用する場合でも60cmどまりの方が身のためだ。またラウンドケーブルは規格内の長さでも誤動作が起こりやすいし、なによりもコネクタ付近に電磁防御のためについている銅箔などが、接続しているPCIカードのすぐ上や下のカードにある電極などと接触してしまう可能性があったりして危険なので絶対使わないほうがいい。


ケーブルの破損

80pinのIDEケーブルは非常に破損しやすい。PC高付加時に不良ブロックが多発してしまう場合などは、そのハードディスクに接続されているケーブルも原因の対象と考えよく観察したほうがいい。破損している場合が結構あると思う。最も多いのがケーブル帯の最も外側がキズついたり切れてしまっていることだ。PCケースの板金で引っかいてしまっただけでも切れてしまう場合がある。本当に思ったより弱いので取り扱いには注意してほしいし、システムが不安定な場合一度ケーブル破損を疑ってみるべきだ。



コネクタの緩み

黙っていても勝手にIDEコネクタは緩み電源コネクタも同様に緩む。温度変化による膨張、収縮によってだ。SATAケーブルもラッチ付でないものはやはり緩んでしまう。SATAケーブルの場合はシールなどを貼っておくだけでかなり有効だがIDEのケーブルはできればホットボンドなどで接着してしまおう。


ハードディスク増設にはホットボンドが必要
ホットグルーガン(ホットボンド)
ホームセンターで1000円くらい

また温度変化と無関係に、ハードディスク電源を分岐したり延長したりするため電源コードのコネクタはとくに隙間の余裕がありすぎるのか緩みやすい。これもホットボンドでしっかり接着しておこう。

ハードディスク電源分岐ケーブル


また電源コネクタやIDEコネクタに接点復活材をスプレーしてしまえばより一層緩みやすくなる。なるべく避けたいところだが、どうしても使用する場合、接点復活材スプレーを綿棒などにスプレーしておいて、その綿棒でPinだけに塗布し、コネクタやソケットのプラスチック面に薬剤がなるべく付かないようにしよう。

接点復活材入りスプレー
接点表面の導電性は向上するのだが、コネクタは緩みやすくなる


4pin電源コネクタは適当に扱うと危険

ハードディスクに電源コネクタを挿すときは、電源を落とし、しっかり目視しながら接続しよう。通常のPCならばこんな作業をするとき電源を切るのは当然だが、われわれハードディスク
番長な人はPCの電源(マザーボード用電源)は落としていても、ハードディスク用電源は非連動で使っていて、その非連動の電源はあえて落とさない場合がある。この様な場合で電源コネクタを上下逆さまに接続しようとした場合、挿す具合によってはハードディスクとショートしてしまう場合がある。4pinコネクタは逆さまに入らない形状だからとタカをくくって目くらで接続しようとしてショートしハードディスクを1台壊した経験がある。こんなことは自分で最後にしたい。というかちゃんと電源を落とせばいいのだが、スピンアップ不良のディスクがなんとか回ったときはデータをサルベージするまではとめられないのだ。余談だがこんなときに事故はおこる。事故(普段とは違う異常な操作)は別の事故を誘発するから、筆者は絶対RAIDでバックアップはしない。


余談だが筆者はHDDメーカーの人間ではなくプラスチックフィルム袋の工場を経営している。仕事でアルミ袋やポリ袋、OPP袋、ラミネート袋、チャック袋、印刷袋、無地袋を使っている読者はお気軽に相談いただきたい。

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